黄ばんだ歯は不潔な印象あり、笑顔を美しく見せてくれるのは真っ白な歯です。
しかしながら珈琲を飲んだりカレーライスを食べたり、日々の食べものですぐに着色されてしまいます。
年齢を重ねることでもエナメル質は薄くなり、その内側にある象牙質の黄色が目立つようになるのです。
かと言って、ホワイトニングの為に定期的にお医者さんに通うのはお金も時間も手間でとても無理という方は自宅でのセルフケアを考えてみてはいかがでしょうか。
ホワイトニングシート^ – ^ジェルがついてるシートを歯に30分貼ってからはがして磨くみたいです!少しづつ歯が白くなってきてます^ – ^🧡歯を綺麗にするのは良いですね^ – ^2週間分入ってます🧡#歯 #ホワイトニング #綺麗 #美容垢さんと繋がりたい #美容 #美容好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/lgoRg5cjaM
— yuri (@uV7JdMCLlKrZdwT) December 2, 2020
自宅で出来る歯のホワイトニング
自宅で出来るセルフケア方法があります。
歯医者さんで歯の型を取ってもらい自分専用のマウスピースを作ってもらい、その中にホワイトニングジェルを入れて行うホームホワイトニングです。
歯医者さんに何度も通う必要はありません。こちらが最も安全で確実な方法、何か問題が起こっても主治医にすぐに相談できるのもメリットです。
元の歯の白さと、どの程度の白さにしたいのかを考慮して薬剤が決められます。
そしてホームホワイトニングに必要なマウスピースの型を取ってもらい、後日自分だけのマウスピースが完成します。
薬剤とマウスピースが手元に揃ったら、あとは自分が好きなタイミング、回数でホワイトニングを行うことができます。
自分で行うことになるため心配になる方もいるかと思いますが、オフィスホワイトニングと比べて薬剤の濃度を低くし、長期的に使用できるように作られているため、基本的に安全性には問題ないとされています。
ホームホワイトニングの勧め
真っ白な歯は皆の憧れですから、市販の製品も多数出回っています。それらを使って自分で行うという方法もあります。
ただ、日本ではホワイトニング剤配合の製品の市販は禁止されているので、厳密に言うと歯の表面の着色を取り除いてやる効果しかありません。
もちろんそれだけでもやるとやらないとでは違いは明らか、クリーナーやステイン除去用のイレーザーで磨いてやりましょう。
ポリリン酸やピロリン酸配合の歯磨き粉だと科学的に色素を分解・除去してやることになります。
研磨剤で歯を削ってばかりだとエナメル質が更に薄くなって逆効果な場合も。内容成分に注意して選んだ方が良いです。
多くの歯科医院ではホームホワイトニングを扱っており、歯の型を取って自分に合ったマウスピースを作成することができます。
引用元:歯医者さんで自分専用のマウスピースを作り、ホームホワイトニングを行う
そのマウスピースを持ち帰り、その中にホワイトニングジェルを入れれば自宅でホワイトニングを行うことができます。
海外製品でホワイトニング
もっと白さをと望むのであれば、海外の製品を手に入れるという手もあります。
日本では禁止されたホワイトニング剤配合のものだって、個人輸入代行業者を通じてネット通販で手軽に自身の元へと取り寄せることは可能です。
実はアメリカでは、自宅でのホワイトニングが主流です。
アメリカで市販されているホワイトニング歯磨き粉には「過酸化水素」や「過酸化尿素」のような漂白するための成分が含まれていることがあります。
日本では、これらの成分が含まれているホワイトニング剤は歯医者さんでしか扱うことができません。成分にリスクが伴うものがあるためです。
そのため日本で市販されているホワイトニング歯磨き粉の場合は、歯を漂白するのではなく、表面の汚れを落とす成分で作られています。
日本では歯科医師の指導の元で使用しなければならないような製品、それを個人的に海外から輸入して自己判断で利用するのですから、安全性に関しては保証できません。
日本人はアメリカ人よりも歯の表面が薄い傾向があります。
知覚過敏が起こったり、歯茎が下がる・咽喉に炎症が起きてしまうといった障害の報告もあり副作用もあることは理解したうえで行いましょう。
何かあっても自己責任となりますので、歯を白くする為にそれほどの危険を冒してまでやる必要はないでしょう。
一方、歯医者さんで買うことのできる歯磨き粉には、日本人の歯に合う製品であると同時に日本で売られている市販品には配合することができない成分が配合されています。
そのため、海外製品を使用するより安全にホワイトニング効果に期待ができるでしょう。
リスクの少ない範囲で歯を白くすることをおすすめします。
医学的根拠のないホワイトニング方法は危険
海外製品にはリスクがあることは多くの方が何となく理解できると思います。
一方、現在ネットでは歯を白くする裏技としてSNSなどで民間療法が多数掲載され、誰でも閲覧可能となりました。
多くの情報を手に入れられるようになったものの、ここにもリスクが潜んでいます。
もちろん医学的根拠はなし、その情報だけを信じてやってしまうとエナメル質を失ってしまうこともあり大変危険なのです。
例えばレモン汁やお酢など酸性の液体で歯を磨く方法です。酸によって歯の表面が溶かされ凸凹になることから光の乱反射で一時的に歯白く見えるでしょう。
これは脱灰と呼ばれるこの作用なのですが、すぐに元に戻ってしまいます。それにエナメル質が溶けて薄くなるので危険なやり方なのです。
メラミンスポンジ・重曹などで削り取る方法もあるものの、黄ばんでみえる色素だけを取り除くなんてことはできず、いずれもエナメル質も一緒にはがれてしまうため、素人が自己判断で行ってはいけません。
実は、日本の歯磨き粉に含まれる成分の中で長期的に摂取してしまうことで身体に影響を与える可能性があるといわれるものも存在します。
フッ化物やラウリル硫酸塩配合などです。
ラウリル硫酸ナトリウムは「発泡剤」として歯磨き粉の成分表示に記載されています。
発泡剤は、歯磨き粉が泡立つよう含まれている成分で、洗剤やシャンプーや化粧品に含まれる界面活性剤の一種です。
強い洗浄能力があり、元々は機械などの洗浄であったり脱脂として開発されたとされています。
皮膚障害や発がん性の可能性がある成分ではありますが、歯磨き粉に含まれるラウリル硫酸ナトリウムに対する危険性の証明はされていないそうです。
しかしながら、歯磨き粉は毎日皮膚の薄い口の中に入るものですので、長期的に身体に影響を及ぼす可能性が全くないとは言い切れません。
実は、ラウリル硫酸ナトリウムが不使用の歯磨き粉で歯を磨いてもスッキリ感が感じられにくくなっています。
爽快感があるものは界面活性剤特有の洗浄成分によるものなのです。
私たちの身の回りでは当たり前のように売られている歯磨き粉ですが、成分に注目してみるとリスクがゼロとは言い切れないものがたくさん出回っています。
自分を守るためには正しい知識を知り、自己選択が大切となってきます。
歯も身体も一生ものですので慎重な情報収集や選択を心がけましょう。
丁寧な歯磨き習慣と歯医者さんでのホワイトニングの両方行うことがお勧め
珈琲など色素の濃い食べもの飲み物も、摂取した後すぐに口をゆすいでやれば付着してしまうことは少なくなります。
食後に面倒だからと歯磨きを怠ってそのまま眠ってしまうなど、怠惰な生活をしているとどんどん黄ばみは激しくなるだけです。
虫歯も多くなるので本当に不潔な口元となってしまうでしょう。
日頃から丁寧に歯を磨く習慣を付けておくことである程度は綺麗な歯は保たれます。
それでも取れない汚れは定期的に歯医者さんに行って取り除いてもらうこと、面倒でも専門家に見てもらうのが一番です。